コンクライブとは?

投稿日:

試験室で品質管理した生コンは現場でどのような状態になっているか知りたくはありませんか?

生コンクリートの出荷管理をする朝一に自社工場内での工程管理にて試験検査をすることは当たり前ですよね?

バッチャーモニターにて目視をかけ、ミキサー車へ積み込み、その後一輪車にて試料を採取し検査をする。
夏場の出荷時には気温の上昇に対してスランプロスを見込んだり、はたまた混和剤の相性や使用量の増加に対しスランプゲインを想定したり、試験室は日々の出荷に対して徹底的に研究を繰り返しているはずなのに、日々の材料の状態そして雨、乾燥、猛暑など四季に移り変わる事により、生コンクリートとは簡単には品質を管理することができない商品ではないでしょうか?

現場での状態がわからない

生コンクリートとは規模の大きな現場であったり、設計管理者などの要望などがあれば出荷時期になる前にある程度の試験練りやプラントミキサーでの実機練り試験が行われます。その時には品質の状態や、経時変化の確認、強度の管理など様々な研究を成して、プラント選定をする事もあるかと思います。
しかし現状では生コンの出荷が始まった際には、出荷した生コンクリートの現場での品質の状態を工場の試験室の方が知ることはほぼありません。
なぜかと言うと、試験室ができる可能な出荷体制とは、一人が現場で状況を観て、その時に得た目視、代行試験業者などのスランプ、エアー、単位水量などを電話での音声通話でしかフィードバックができないからです。

コンクライブとは

そこで弊社のサービスのコンクライブです。
現状と同じ出荷体制をとっていても、又は資格を持たない者が現場に出向いても尚、試験室にて荷降ろし状況、現場試験状況、コンシステンシー、ワーカビリティーを把握することができます。
そうすることによって、人によって違ったスランプが硬い、水っぽくて柔い、砂利が目立っている等と考える曖昧であった、感性での主観に頼らずに出荷管理、品質管理を行うことができます。